北朝鮮「衛星」再打ち上げか 沖縄上空通過、日本は非難
【北京共同】日本政府は24日未明、全国瞬時警報システム(Jアラート)で北朝鮮がミサイルを発射し、午前4時ごろ日本上空を通過したもようだと速報した。対象地域は沖縄県。韓国軍は、同3時50分ごろ北朝鮮が北西部東倉里付近から「宇宙発射体」を南方向に発射したと明らかにした。北朝鮮が日本に通告した「人工衛星」打ち上げの可能性があり、日米韓が確認を急ぐ。「衛星」なら5月末に「軍事偵察衛星」打ち上げに失敗して以来。
松野博一官房長官は記者会見で、沖縄県付近の上空を太平洋へ通過したと推定されるとし「衛星打ち上げが目的だったとしても、国民の安全に関わる重大な問題だ。北朝鮮に対して厳重に抗議し、最も強い表現で非難する」と述べた。被害は確認されていない。
北朝鮮は米韓の奇襲攻撃を警戒し、攻撃の兆候をつかめば戦術核兵器による先制攻撃を行うと主張してきた。だが偵察能力が低く、米韓の軍事動向の把握が困難なことから、衛星の運用を急ぐため前回の失敗から3カ月という短期間で打ち上げを決断したもようだ。
