米、ロ朝間の武器取引巡る交渉活発化を懸念 「首脳が書簡交換」
[30日 ロイター] – 米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は30日、米国はロシアと北朝鮮の間で武器取引に関する交渉が活発に進められていることを懸念していると述べた。
カービー氏によると、ロシアのショイグ国防相が最近北朝鮮を訪問し、ロシアに火砲弾薬を売却するよう説得しようとしたという。
またロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が二国間協力の拡大を約束する書簡を交わしているほか、ショイグ国防相の訪朝後に別のロシア当局者グループが北朝鮮を訪問したことを示す情報があると指摘。取引が成立すれば、ロシアはウクライナとの戦争で使用する武器を受け取るほか、ロシアの防衛産業で使用される原材料が含まれる可能性があるという。
カービー氏は、ロ朝間の武器取引は国連安全保障理事会の決議に違反すると強調。「われわれは北朝鮮に対し、ロシアとの武器交渉を中止し、北朝鮮がロシアに武器を提供したり売却したりしないという公約に従うよう求める」とした。
北朝鮮とロシアの国連代表からのコメントは得られていない。
国連では、米国のトーマスグリーンフィールド国連大使が、米、日本、韓国、英国を代表して、ロシア・北朝鮮の間の武器取引は安保理決議に違反するとの声明を発表した。
