「ロシアに送られたら全滅する」北朝鮮の若者に恐怖まん延…「派兵よりマシ」炭鉱志願者が続出

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北朝鮮メディアはこうした動きを「党の呼びかけに応えた愛国的決断」と報じているが、実態は派兵回避を目的とした「生存型の選択」との見方が支配的だ。

さらに、派兵対象が主に労働者や農民の子どもに集中し、幹部や富裕層の子どもは後方の安全な部署に配置されているとの認識が広がったことも、若者の不信感を強めている要因だ。サンドタイムズによれば、宣伝映像が訴える「命を捨ててでも祖国の名誉を守れ」というメッセージに対し、若者たちは「誰のための名誉なのか」と冷ややかな反応を示しているという。

(参考記事:「恐怖に震え自信喪失」北朝鮮のロシア派兵部隊、深刻な実態

派兵戦死者の犠牲を英雄化することで体制の結束を図ろうとする北朝鮮当局の宣伝は、結果として体制内の不平等と「命の重さ」をめぐる矛盾を浮き彫りにしている。サンドタイムズは、派兵美化映像が忠誠心ではなく恐怖心を増幅させる「逆効果の宣伝」になっていると指摘している。