「殺し屋」が当局者を相次ぎ惨殺…鉱山利権めぐり北朝鮮でマフィア抗争
一方、こうしたビジネスが拡散するに従い、「鉱山利権」を巡る血なまぐさい事件も起きている。
少し前には、中朝国境に面した咸鏡北道恩徳(ウンドク)郡の村で、地元住民と流れ者の一団との間で大規模な乱闘が発生。ツルハシやシャベルで頭を叩き割られるなどした数人が死に、数十人が負傷したとされる。
どうやら、流れ者たちはマフィア化したトンジュに雇われていたようで、地元住民から炭鉱利権を強奪しようとして抵抗に遭ったらしい。また、同じ咸鏡北道では利権を握る当局者が惨殺される事件が相次いでいるが、犯人は捕まっていないという。
やはりマフィア化したトンジュらが「殺し屋」を雇い、自分の言うことを聞かない当局者を葬り去っているようだ。10万人単位の特殊部隊出身者が巷にあふれる北朝鮮では、腕利きの「殺し屋」を雇うことなど簡単なのかも知れない。
