金正恩氏「迷言」に北朝鮮メディアも右往左往

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北朝鮮で、金正恩氏の言葉は絶対的なものである。現地指導の際、老幹部をはじめ周辺の人物が、最高尊厳・金正恩氏の言葉を一言一句漏らさないよう、メモを片手にしている様子が見られる。

間違った発言を配信したり、勝手な解釈で修正などしたら、粛清が待っている。今年6月、スッポン工場で金正恩氏が、激怒し、後に同工場の支配人が銃殺されたのと同様のことが起こってもおかしくはないからだ。

とはいえ、問題となった最初の「大会が開かれる翌年10月10日」発言も、若干遅れて配信された英・日・中・西の外国語版記事では、割愛されていた。おそらく朝鮮中央通信の編集部が、誤解されかねない言い回しだったことから、さり気なく割愛したのではないかと筆者は見ている。外国語版記事での割愛は、一般的であり、なんとか言い訳はできる。ただし、ハングル(朝鮮語)版では、それが出来ない。

北朝鮮が独裁国家である限り、「最高尊厳のお言葉」に振り回されるのは致し方ないだろう。しかし、一日も早く北朝鮮メディアの民主化が進むことを望む。