同窓会までも「血の粛清」…北朝鮮「人権侵害」の実態(1)
北朝鮮当局は最近、あらゆる職場に「組織生活検閲隊」を作り、主として30代の職員を対象にした思想教育、思想検証を厳しく行っている。問題のある者は保安署(警察)に引き渡し、法的に罰を受けさせるという徹底ぶりだ。しかしそうした取り組みがなされるのも、若年層を中心とした人々が思想の統制を受け入れず、徐々に体制の手に負えなくなっているからに他ならない。
北朝鮮には言論の自由など存在せず、体制を皮肉ることなど決して許されないが、それもオモテの話だ。そのウラ側で人々は、当局が体制引き締めのために繰り出す政治スローガンを、ことごとくブラックユーモアに変換する「自由」を持っている。
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北朝鮮の人権侵害に反対するということは、こうした人々の「自由」を大きく伸ばし、彼らの力による変革を促すということなのだ。
