北朝鮮のお正月が世界で最も「過酷」なワケ

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北朝鮮当局が、こうした学習を住民に強制するのは、体制の忠誠心を高めるためだが、 既に形骸化しつつある。多くの住民が、「論語読みの論語知らず」のように暗記し、身についた「傾向と対策」で解説を付け加え、そつなくこなすことだけが目的となっている。

さらに、政治講演の時間には、バレないように内職をしたり、こっそりおしゃべりし、居眠りをする。総和では、相互に批判をしなければならないが、批判する「ネタ」すらも、「ちょっと批判させてもらっていい?一杯おごるから」などと、酒やタバコで貸し借りする。つまり、「オレはお前のこういう点を批判するから、お前はアイツのああいう部分を批判することにしよう」などと、あらかじめ筋書きを決めておくのだ。

人糞集めで過酷な動員を強いられる住民は、当局の思想教育に面従腹背で対処する。これが、北朝鮮社会の現状だ。