北朝鮮外相「逆ギレ演説」に見る金正恩氏の動揺ぶり
実は、北朝鮮の公式メディアが、こうした人権追及の動きに非難の声を発する回数自体は減っている。核実験時の声明など重要なタイミングでは「謀略的な人権騒動」などの表現で怒りを表すのだが、1年ほど前までのように日々、非難の論評を垂れ流してはいない。
つまりは「だんまり」を決め込む姿勢がうかがえるわけだが、それはすなわち「打つ手」を失っているということでもある。
金正恩氏が核とミサイルの暴走を続ける背景には、間違いなく人権問題がある。それでいてこの問題から目を背けようとするのは、正恩氏がかなりの「緊張」を強いられているからではないのだろうか。
(参考記事:金正恩氏が「暴走」をやめられない本当の理由)