中国犯罪組織に「売買」される北朝鮮の女性たち

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90年代中盤からの経済難によって広がった売春は、組織化が進んでいる。これに目をつけた中国の人身売買業者は、10代、20代の北朝鮮女性を中国人民元で2万元から3万元(約36万円~54万円)で売買しながら、上海の南の浙江省や福建省の売春業者に送り込んでいるという。

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売春に対して、北朝鮮当局もそれなりに問題意識はあるようだ。実際、金正恩第一書記も「売春を根絶しろ!」との指示を下しているという。

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しかし、売春業の拡大や人身売買の現場には、朝鮮労働党や朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の国家機関や個人が、多かれ少なかれ関わっている。また、米国務省が発表した「2015年人身売買報告書」は、北朝鮮は人身売買の防止において2003年から13年連続で最低クラスに指定されるなど、一向に改善の余地は見られない。つまり、中朝国境での人身売買の横行は、金正恩体制の責任が大であると言えるのだ。

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