北朝鮮の女子高生らの「命がけの自由」を支える密輸業者たち
国境都市だけでなく、内陸部にも送っていたというから、今も北朝鮮には「キム氏製」の「ノートテル」で韓流映画を観ている人が少なくないはずだ。
北朝鮮ではノートテルを所持する際に、当局への登録が義務付けられているが、今ではこれも有名無実となった。当局は非登録の「ノートテル」を見つけても没収したりはしない。「生活必需品の一つと考えられている」(キム氏)からだ。
このように、庶民の新しい文化となった「ノートテル」普及のウラには、キム氏のような進取の気質に富む人物の涙と笑いのストーリーがある。将軍様に忠誠を誓う単なるロボットではない、北朝鮮庶民の真の姿である。
