金正恩氏が忘れられない「東京ディズニーランド」の思い出
北朝鮮当局に対して、たとえば核査察ではなくいっそのことディズニー社も巻き込んで文化著作権査察のようなものを進めたらどうだろうか。この過程で、金正恩体制の人権弾圧ともいえる文化統制と、海外文化に対する欺まん的な施策をあぶり出せる。そして、一般庶民が公に海外の娯楽文化を楽しめる環境をつくるのだ。
また突拍子もない提案だが、今日本でも話題の「この世界の片隅に」を北朝鮮で上映するものいいかもしれない。物資が不足し統制が強まる第二次世界大戦中の日本で、けなげにささやかな生活を送るヒロインや周囲の庶民の姿に、北朝鮮の多くの人々が自分たちの境遇と重ね合わせて涙するに違いない。政治ではなくカルチャーによる「宥和政策」なら北朝鮮庶民も周辺国も大歓迎だろう。
