金正恩体制の横暴に北朝鮮庶民が「人権」で抵抗
咸鏡南道(ハムギョンナムド)の別の情報筋によると、不当な取り締まりを行う保安員に対して、「それは人権違反だ!」と言って反抗する人が現れたというのだ。どうやら「人権侵害」のニュアンスで発した言葉のようだ。平安北道(ピョンアンブクト)のデイリーNK内部情報筋は、人々の間で人権意識が芽生えつつあることに対して、「韓国のラジオが情報源になっている」と説明する。
(関連記事:「ガサ入れするなら令状を見せろ!」金正恩体制に抗議を始めた北朝鮮市民)世界最悪の人権侵害国家と言われる北朝鮮に対して、国際社会の批判の声が以前にも増して高まりつつあるが、それに対して北朝鮮の国営メディアは「人権謀略劇」などと激しく批判する。人権という言葉はこのような時に使われるだけで、学校や社会で人権教育が行われるようなことはない。
北朝鮮の人々も人権の意味や概念を理解しているわけではないだろう。しかし、こうした風潮が広がることによって、庶民の間に人権意識が広がることは非常に喜ばしい。
