ミサイルの「撃ち過ぎ」で自分の愛車に乗れなくなった金正恩氏
しかしハッキリ言って、爆撃機が上空をデモ飛行したくらいでは、北朝鮮の動きは止まらないだろう。むしろB-1Bの飛来は、同盟国である日韓に「やる気」を見せるポーズの意味合いが強いようにも思えるが、それにしても筆者などは、「またか」というワンパターンさを感じるようになってきた。
ただ、ある識者に言わせると、この「またか」が北朝鮮にとっては怖いのだという。最初は警戒していた対象についても、同じような動きが続けば、人々の注意はゆるみがちになる。米軍はそれを狙い、デモ飛行に見せかけた爆撃機で奇襲を行う選択肢を得ようとしているのではないか、との指摘だ。
(参考記事:米軍の「先制攻撃」を予言!? 金正恩氏が恐れる「影のCIA」報告書)米軍が本当に、そのような意図を持っているかどうかはわからないが、北朝鮮としては警戒を強めざるを得ず、心理的圧迫になるのだという。
いまのところ、米国と北朝鮮が武力衝突する兆候こそ見られないものの、すでに前哨戦たる心理戦は激しさを増しているのである。
