【対北情報戦の内幕-9-】あるエリート公安調査官の栄光と挫折
2014年3月、ある地方都市の城郭跡にほど近い政府合同庁舎から、ひとりの男が去って行った。男はかつて、公安調査庁(以下「公安庁」)のエースと呼ばれ、北朝鮮情報で右に出る者なしとま ...
【対北情報戦の内幕-8-】公安調査庁はなぜ中国へ「スパイ」を送ったのか
9月30日、朝日新聞が朝刊で、日本人2人が中国当局により「スパイ罪」で拘束されていると報道。その後、マスコミ各社は「2人は公安調査庁(以下「公安庁」)から情報収集を依頼されていた ...
【対北情報戦の内幕-7-】総連捜査の深層…「極秘組織」で外務・防衛省と対決
警察の設置を定めた警察法では第2条で、警察の責務について「個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当る ...
【対北情報戦の内幕-6-】総連捜査の深層…警察はなぜ公安調査庁に負けたのか
2014年10月7日、朝鮮総連の許宗萬(ホ・ジョンマン)議長が約1ヶ月にも及んだ北朝鮮滞在を終え、羽田空港に到着した。北朝鮮が2006年に弾道ミサイルの発射と核実験を行って以降、日 ...
【対北情報戦の内幕-5-】総連捜査の深層…インテリジェンスの現場を疲弊させる「内なる敵」
戦後から冷戦が終結するまで、外事警察にとって最大の任務は、国内で暗躍するソ連スパイや日本人協力者をあぶり出し、時には微罪や別件をもって事件化することで、日本を東側陣営による「間接侵 ...
【対北情報戦の内幕-4-】総連捜査の深層…公安が「マツタケ」にこだわる理由とは!?
2015年3月26日の早朝、東京都杉並区。閑静な住宅街に位置する公園で行われるラジオ体操に、毎朝のように顔を見せる老人の姿はなかった。その代わり、近くの道路に警察が張った阻止線の外 ...
【対北情報戦の内幕-3-】外務省の超極秘「日朝連絡ルート」を血眼でスパイする公安警察
2012年12月、第2次安倍政権が誕生したことを受けて、外務省高官は日朝協議がいよいよ本格的に動き始めることを予感するとともに、苦い記憶を振り返っていた。
その記憶とは、 ...
【対北情報戦の内幕-2-】北朝鮮班は日本外務省の「少数民族」!? 出世の道なき“脇役”たちの悲哀と迷走
北朝鮮の拉致問題や核問題は、日本にとって最も緊要な外交課題のひとつだ。それなのに、外務省の対北朝鮮部門は「ひ弱」なまま放置されてきた。
【連載-1-】巨大秘密警察に当たっ ...
【対北情報戦の内幕-1-】巨大秘密警察に当たって砕けた日本外務省「たった6人のサムライ」たち
今年に入り、日本と北朝鮮の外交当局者が会談していたことが明らかになった。不思議なのは、拉致問題の解決を強く迫るべき日本側が守勢に回っているようにさえ見えることだ。そもそもなぜ、日朝交渉は停滞を繰り返すのか。北朝鮮の理不尽さのほかに原因 ...
