女性と児童への「性暴力」が深刻…北朝鮮「人権侵害」の実態(4)
この1年、デイリーNKや米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた北朝鮮内部の情報を振り返ると、ふたつのキーワードが目に付く。ひとつは「ドンジュ(金主)」で、もうひとつは「女性」だ。
ドンジュは、北朝鮮の市場経済化 ...
同窓会を襲った「血の粛清」…北朝鮮の「フルンゼ軍事大学留学組」事件
北朝鮮の秘密警察、国家安全保衛部は反政府活動の芽を徹底的に摘むため、「同窓会や友人同士の集まりでは政治的な発言に注意せよ」と脅迫に近い警告を繰り返しており、同窓会組織に対する調査も行っている。開催日時、参加者の名前、人数、話の内容まで ...
同窓会を襲った「血の粛清」…北朝鮮の「フルンゼ軍事大学留学組」事件
日本と同様、韓国にも同窓会がある。しかし、日本のものとは少し趣が異なる。
まず、多ければ年に数回と、かなり頻繁に行われる点がある。また、レストランやホテルでの食事に限らず、登山、海外旅行など様々なイベントを開催するのも日本 ...
それでも揺るがぬ中国と北朝鮮の「拷問」同盟
北朝鮮のガールズグループ「牡丹峰(モランボン)楽団」が北京公演をドタキャン帰国したことにより、北朝鮮と中国の関係が再び険悪となる可能性が出てきた――マスコミの報道には、こうした指摘が数多く見られる。
筆者も、そうした見方に ...
モランボン楽団は金正恩氏の「ワナ」だった!?
北朝鮮のガールズグループ「モランボン(牡丹峰)楽団」の中国公演ドタキャン騒動の真相がおぼろげながら見えてきた。
本欄では、金正恩第1書記の「水爆保有」発言に中国側が不快感を示し、公演を観覧する幹部を大幅に格下げ。これに激怒 ...
金正恩と大阪を結ぶ奇しき血脈(2)偶像化に立ちはだかる実母「高ヨンヒ」
金正恩の偶像化、そして金日成を始祖とする金氏王朝の確立にむけて、「オモニム(お母様)伝説」の創出を通じた高ヨンヒの偶像化は避けられない。
しかし、在日朝鮮人という彼女の出自が最大のネ ...
金正恩と大阪を結ぶ奇しき血脈(2)偶像化に立ちはだかる実母「高ヨンヒ」
金正恩の偶像化、そして金日成を始祖とする金氏王朝の確立にむけて、「オモニム(お母様)伝説」の創出を通じた高ヨンヒの偶像化は避けられない。
記録映画の回収騒動しかし、在日朝鮮人という彼 ...
金正恩と大阪を結ぶ奇しき血脈(1)すべては帰国運動からはじまった
今から56年前の1959年12月14日、夢と希望に満ちた在日朝鮮人と日本人妻を含む975人が、旧ソ連の軍艦を改造した貨客船、クリリオン号とトポリスク号の二隻に乗って北朝鮮へ出発した。在日朝鮮 ...
金正恩と大阪を結ぶ奇しき血脈(3)日本への「凱旋」と「国母」の夢
日本から北朝鮮へ帰国し、万寿台芸術団のメンバーとなった高ヨンヒは、当時スター舞踊手だったパク・エラを押しのけて、1973年の日本公演の主役に大抜擢された。この裏には、後継者の地位を得たばかりの金正 ...
北朝鮮市民、党本部前で抗議の切腹「警察署長に全財産を奪われた」
現在、北朝鮮の首都・平壌を中心に衝撃的な事件の噂が出回っている。平壌にある朝鮮労働党の本部前で、ある市民が切腹して自殺を図ったというものだ。平安南道(ピョンアンナムド)の内部情報筋によると、噂の内容は次のとおりだ。
この人 ...
