イラン戦争が北朝鮮に「機会提供」の可能性 米専門家ら指摘

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米シンクタンクスティムソン・センターが31日(現地時間)に開催したウェビナーで、北朝鮮専門家のジェニー・タウン氏は、イラン戦争が北朝鮮に与える影響について「状況を複雑にしている要因はロシアだ」との見方を示した。

タウン氏は、北朝鮮が現時点でイランへの直接的な軍事関与を避け、慎重な姿勢を維持していると指摘した。対外的な発信も抑制的で、事態の推移を見極める構えとみられる。背景には、アメリカ合衆国との不必要な緊張激化を回避する狙いや、朝鮮半島情勢の安定維持を優先する判断があるとされる。

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一方で、北朝鮮とイランの間には弾道ミサイル分野などで長年の協力関係が指摘されており、専門家の間では、技術や物資の供給といった間接的な関与の可能性は否定できないとの見方が大勢を占めた。表立った軍事介入には踏み込まないものの、水面下での支援余地は残されているとの分析だ。

こうした構図を一層複雑にしているのが、ロシアの存在である。