北朝鮮の「お弁当」に見る食糧事情の改善と市場経済化の力
新年から北朝鮮全域で行われている「堆肥戦闘」。化学肥料の不足を補うため、国民総出で堆肥作りに励むというものだが、ここに動員された人々の弁当の中身から、同国における食生活レベルの部分的な改善を読み取ることができると、デイリーNKの現地情 ...
北朝鮮で鉄道運行が正常化…「東京ー岡山」の距離を24時間
北朝鮮の鉄道は、時間はかかるものの概ね時刻表通りに運行されていたのだが、1990年代半ばの食糧危機「苦難の行軍」の頃からまともに運行されなくなってしまった。それがようやく回復しつつあると、米政府系ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝え ...
金正恩氏が手を伸ばす「サウナ不倫」は危ない遊び
北朝鮮で昨年11月、軍の平壌高射砲司令部の政治委員が公開銃殺された件については、本欄でも伝えた。政治委員の罪状は朝鮮労働党に対する不服従に加え、「私生活の乱れ」というものだったという。
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北朝鮮のレイプ殺人犯、実の息子の通報で極刑に
北朝鮮北東部の鉱山で、女性のコチェビ(ストリート・チルドレン)に性的暴行を行った上で、殺害した鉱山労働者が公開裁判で無期懲役刑に処せられた。
現地の情報筋によると、被告は40代半ばの男性A。咸鏡南道(ハムギョンナムド)端川 ...
「キムチの下に少女を埋めた」レイプ殺人犯に無期懲役の判決
コチェビの中には、生き延びるために窃盗などの犯罪に手を染め、半グレからヤクザに「成長」していく例も見られるとされる。それでも生き延びられたのなら、まだマシな人生と言えるのかもしれない。(参考記事:【実録 北朝鮮ヤクザの世界】28歳で頂 ...
金正恩氏の「美人妻利権」に平壌市民の怨嗟うず巻く
北朝鮮の金正恩党委員長は昨年、路面電車とトロリーバスの車両を製造する工場を視察した。新型車両に試乗し乗り心地を評価すると同時に、このような真情を吐露している。
「わが人民が古びた大衆交通手段に不便を感じる一方で、通りにタク ...
北朝鮮の「ポンコツ軍隊」が日本の脅威であり続ける理由
米政策研究機関「戦略国際問題研究所」(CSIS)は21日、北朝鮮北西部の新五里(シノリ)に、中距離弾道ミサイル「ノドン1号」が配備されている「未公表のミサイル基地」があるとする報告書を発表した。報告書で示された推定によれば、基地には戦 ...
「誰であろうが見たら銃殺」危険視される韓国のテレビ
軍事境界線を挟んで韓国と向かい合う、北朝鮮の黄海南道(ファンヘナムド)では、韓国から飛んでくる兵器との闘いが大々的に繰り広げられている。兵器と言っても砲弾でもミサイルではない。テレビの電波だ。
北朝鮮当局は、国民が韓流コン ...
また「手抜きマンション」で死亡事故、壁崩壊で下敷きに
北朝鮮の首都・平壌の中心部のマンション建設現場で事故が起き、2人が死亡した。
現地の内部情報筋によると、事故が起きたのは昨年末のことだ。平壌市平川(ピョンチョン)区域で行われているマンションの建設現場で、朝鮮人民軍(北朝鮮 ...
米軍兵士にも「遠慮なく拷問」を加えた北朝鮮の失敗
北朝鮮は今から51年前、1968年の1月23日、東海岸の元山(ウォンサン)沖で米海軍の情報収集艦「プエブロ」を拿捕した。「プエブロ号事件」として知られるこの出来事は当時、第2次朝鮮戦争の勃発も予感させる重大事だったとされるが、今となっ ...
